裏花映塚道場

C1抜けについて




注意:この記事は2012年頃に書かれたものです。





そもそもC1抜けってなんだよって言う人に。



花映塚(以下このゲーム)ではチャージショットを撃つ際に8Fの無敵時間があります。
普段は弾消し性能を持つC2を使うのでこの無敵時間は割とどうでもいいのですが、
例えばC2を撃てるほどのゲージが無い時やチャージを溜める時間がない場合にはこの無敵時間が重要になるのです。


C1抜けとはこの無敵時間の間に降り注ぐ弾幕を抜ける技のことです。


さて8Fというと大体0.13秒なのですが、
「そんな短い時間で何ができるんだよ。」と思っている人も多いと思います。
この考え方は概ね正しくて実際にC1抜けで打開できる状況というのはあまり多くありません。
(私がこの記事を書こうと思ってリプレイを漁った時にすぐに見つからないくらい。)

これはこの技の使い所に起因する内容で、
C1抜けは【8Fの無敵なら8Fの無敵らしくちょっとした弾幕を抜ける時の保険に使う】という使い方をされることが多いのですが、
そういうちょっとした弾幕はわざわざC1抜けを使わなくても抜けれていることが多いからです。


こう書くと今度はちょっとした弾幕ってなんだよって話になります。
例えば、
【粒弾の消えていない霊夢C2の全方位1波目】とか
【魔理沙のExレーザー】とか
【リリカC2などのワインダー弾】とか
【小町の銭弾】とか
だいたいこんな感じの単発あるいは固定軌道の弾幕なんかが該当します。
後は変わったところで【浮遊霊】とか【妖精】も抜けられます。
(使う機会があるかどうかは別問題ですが)


じゃあそんなの抜けて意味あるのかという話。
例えば【粒弾の消えていない霊夢C2の全方位1波目】を抜けた場合、
粒弾の発生限界の都合上【全方位2波目以降の粒弾が消えている】事が多いので後は流れで避けきる事ができます。
【魔理沙のExレーザー】や【リリカC2などのワインダー】あたりも、
そこに発生しているせいで画面全体を使えないという自体になっている時に使えばその拘束を解くことができます。


いずれにせよその効用自体は微量ですが、上手く活用できれば自分の有利を生み出せます。
(その微量な効用がその後の状況を好転させることもあります。)


使うことによるデメリットとか無いの?という話。



当たり前のようにあります。
これは何もC1抜けに限った話ではないのですが、
チャージショットを含む行動をした後はキャラクター毎に固有の再チャージ待ち時間があります。
どのキャラがどれくらいの時間というのはここでは割愛しますが、
ほとんどのキャラが60F弱あるので【無敵時間0.13秒に対して1秒間チャージが出来ないデメリット】が生まれます。

またC1を溜めるのにも(キャラ毎に速度差はありますが)1秒弱の時間がかかるので、
再チャージ待ち時間とあわせて2秒に1回しか0.13秒の無敵を得られません。

そんなわけでC1抜けを使う際には【使った後の状況をしっかり予測して安全を確保】する必要があります。


具体的なやり方とかについて



【C1を溜めて弾幕の薄い方に高速移動で近づいてショットボタンを放しながら1方向に抜ける】

文章に起こすとなんか仰々しいですね。
というわけでC1抜けの参考動画を用意したのでそっちで確認してください。

※SEの消去ができてないので音量はミュート推奨

C1抜けその1
C1抜けその1(1/4倍速)

状況:なんか変に広がっちゃった霊夢の御札を抜けてみよう。
コメント:これくらいの弾幕なら余裕で抜けられます。
     なんでこんな状況にしてしまったのかは別問題ですが。

C1抜けその2
C1抜けその2(1/4倍速)

状況:陰陽玉が抜けようとした道を塞いでて困った。
コメント:上のよりは実践的な場面ですがなんか変な動きしてます。
     ちなみに陰陽玉の判定は見た目よりも二回りくらい小さいので、
     こういう動き方をした時はそもそも当たってないような気もします。

C1抜けその3
C1抜けその3(1/4倍速)

状況:陰陽玉が抜けようとした道を塞いでて困った。その2
コメント:上のがイマイチアレなので新規収録。
     この動画の通りC1抜けのコツとしては弾のベクトルと逆のベクトルの動きをすることです。
     まあこれも直前に適当なC1撃たなければ普通にC2間に合うだろって感じがしますけどね。


というわけでC1抜けを使うと大体こんな感じになります。
これを見て使おうと思うか、こんなもん使う必要あるかよと思うかどうかはその人次第。




そんなこんなで割と【使えない】を前面に押し出した記事を書いたわけですが、
私自身はC1抜けを多用しているしある程度使えると思ってるプレイヤーです。
じゃあなんでこんな書き方しているんだという話ですが、
結局のところC1抜けは小細工としては有効であるものの、その試合を決定付けるほど強力な動きではないので
C1抜けの練習をするくらいなら使わないですむような立ち回りの練習をしたほうが有益であると考えているからです。



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